誰もがかけがえのない人生を生きている。他人の人生を壊す権利は誰にもないと思う。

私の職場は実力・実績主義。男だから、女だからという理由で個人の評価が分かれることはない。個人として尊重される環境。 私にとって、イキイキと働ける会社だ。

ただ、そんな会社を辞めようと思ったことがある。

同僚との飲み会で、突然セクハラに遭った。 何が起こったのかうまく理解できなかった。 「こんな会社でもう働いていけない。」「女性であることに、変に付け込まれてしまうなんて。」 という思い。一方で、「大学まで努力し、せっかく掴んだキャリアを手放したくない。」という思い。そんな揺れ動く思いを身近な友人たちに打ち明けると、全員が「あなたは何も悪くないから、今まで通りイキイキとしていればいいんだよ」と言ってくれた。

友人たちの言葉を支えに、「セクハラしてきた同僚に人生ぶち壊されてたまるか。」という気持ちで前向きに仕事に取り組めた。少しずつ、少しずつ、今まで通りのイキイキした自分を私は取り戻した。

私はセクハラ事件で傷ついて、周囲の人に支えられて、色んなことを考えたからこそ、どんな人の人生のストーリーにも敬意を払い、優しく接していこうと決意した。

(20代女性)