わたしはいま何を「期待」されている?

一生懸命がんばったプロジェクトの打ち上げで、チームの男性メンバーたちからいきなり、セクハラともとれる発言が相次いで、ショックを受けた経験があります。私たちは共に働く同志ではなかったの?と悲しかった。

 よく無礼講って言いますけど、飲み会の席で急に「女性」としての役割を“期待される”ことがよくあります。「華がないから飲み会に来て」とか。特に若い頃は。男性側も、必ずしも敵意や悪意を持って言っているわけではないことも、分かります。

 最終的には、その人の言動が、こちらのことを気遣ったり、大切に思ったりした結果のものだと言うことが伝わっているかどうか、だと思います。信頼関係といったらいいのかな。それがわかっていたら、こちらもセクハラととらえたりもしない。
 日本は相手に対して“期待する”ことがとても多いですね。“察する”というと日本文化の良さでもあるけれど。職場で「働き手」を期待されたと思ったら、夜は「女性の役割」を期待される。

 学生時代は男性と一緒で「優秀な人材」となることを期待されたと思ったら、ある年齢になると「よき妻や母の役割」を期待される・・・女性はそんな風に周りの“期待”に揺るがされやすい性別なのかなと感じます。

 わたしは“察する”女性らしさは必要だけれど、振り回されない強さや自分らしさは大切にしたいな。

(30代女性)