役割が、ちょっとずつ変化していっている

私の父と母はそれぞれに自由にやってるけど、母は専業主婦で、料理とか掃除とかは主に母がやっている。子どもの頃は、母が台所で料理しているとき、熱々な料理を出すために最後まで立っていたりするのが、すごい嫌だった。母にそう言っても本人は「温かい料理を食べさせたい」という気持ちで好きでやっているようだったけど、家族のために犠牲になっている感じがして、自分としては嫌だった。両親が喧嘩している時も、やっぱり父の方が力があり威圧的で、それも嫌だなと思っていた。

 これは日本だけの話じゃないかもしれないけど、女性自身が、男性と女性の特徴や役割を割り切っている発言をしているのを聞くとびっくり。例えば、男性は浮気するものだよね、とか。認めたくないんだろうけど、思い込もうとしている気がする。

 今も伝統的な「女性の役割」のスタイルは残っていて、そういう話にはびっくりする。聞いてみると、女性自身が専業主婦になりたいとか、選んでいることもあるよう。でも最近、家の周りで、赤ちゃんや子供を連れているお父さんの姿を見かける。お互いのキャリアをバランス良く両立しているカップルもいるし。男性も、できるだけ家事を平等にやろうという人と、少し手伝ったらやった気になってる人、全くやらない人、そういう様々な形が全部成立している状態。ちょっとずつだけど、よく変化していってるんじゃないかな。

(30代女性)