「やっぱり専業主婦がいい」― 私の当たり前は全然そうじゃなかった

私の母は、女性は働くべきという意見の人だったから、女性はバリバリ働くのが普通だと思ってた。小学生の時に「料理を勉強したい」って母に言ったら、「そういう花嫁修業的なことはまだしなくていいし、いつでも出来るから、今は勉強に集中しなさい」って言われたのを今でも覚えてる。「女の子だからだめ」とか、「女の子なんだからこれしなさい」とかは一度も言われたことがない。

こういう風に生きてきたから、大学に入学したばかりのときに、男友達が「やっぱり専業主婦がいい」と言ったのにびっくりした。当たり前だと思ってきたことがそうじゃないんだ、と気付かされて。この人だけなのかと思って他の男友達に聞いてみたら、「やっぱりそう(=専業主婦がいい)」っていう答えが多かった。それって、男性である自分を支えてくれる女性がいいってこと。

そんな女性が、世の中の「良い彼女」像。彼氏にどこまでも献身的に尽くせる人。常に彼氏のことを考えて行動する人。私はなれないなーと思う。相手の自己承認欲求を献身的に満たそうと思えない。理想の関係が、お互いに人間として尊敬し合える関係だから。相手の自己承認欲求を満たしてあげようとして行動するのは、自分も相手も尊敬してない証。相手の前に、自分がある。

(20代女性)